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日経平均は金曜反落。前日のNYはFRBによる0.75%の利上げを受けて世界各国も利上げを急ぎ景気後退リスクが高まったことで全面安に。3指数揃って年初来安値を更新し、ダウは3万ドル割れ。長期金利は3.2%割れまで一服したものの、NASDAQは4%超の下落となり、中小型株指数のラッセル2000も4.7%の下落。WTI原油先物は117ドルに上昇。
それらを受けた日経平均は朝方から売りが先行。マイナス金利継続とはいえスイスが15年ぶりの利上げに転じたということで、日銀も利上げに動くのではないかという観測が高まりドル円が円高に転じたことが重石になりました。ただアメリカ株同様に場中に更に売り込む程の流れはなく。寄り付き直後に付けた安値以降は下げ渋りました。
そして昼の早い段階で日銀が金融政策の現状維持を決定。為替が円安方向に振れると、日銀ETF買いも加わり、後場は下げ渋り。特に大型株中心に買い戻しが出て26000円台を回復しました。ただ引けにかけて伸び悩み、最後は26000円割れ。売買代金は4.2兆円台と膨らみましたが、引けではFTSEのリバランスが1.5兆円程入りました。REITは堅調でした。
投資判断は「やや買い」。金曜のNYは景気減速感からWTI原油先物は一時108ドルまで急落しエネルギー株が売られたものの、月曜が奴隷解放記念日で休場であることから3連休前のポジション調整とアメリカ版メジャーSQとされるクアドルプル・ウィッチング・デーなどの影響でS&PやNASDAQは反発。それらを受けた日経平均先物は25960円となっています。
先に示したように、先週までは昨年度末の受渡日ベースでの終値をギリギリ超えられなかったことから、株価は案外理性的(裏返せば大口の価格操作?)な動きをしていました。一方で「ギリギリ超えられなかった」あるいは「1円しか上回れなかった」などにより買い手のガッカリ感が売りに繋がってしまうケースはままあります。今回もまさにそれです。
ドル建てで見る日経平均は既に年初来安値更新。しかし円建てで見る普段の日経平均はまだ3月安値は更新していません。この1000円以上の差がその間ドル円で20円程進んだ円安による功績です。やはり円安は、少なくとも日本株にとってプラスです。
先週は財務省、金融庁、日銀の3者会合で円安牽制発言が出ました。これは昨今の野党が喧伝する物価高批判に対する明らかに選挙前のポーズで、政府としては円安を(とりあえず選挙まで)止めたいという意思はあるようです。今回の選挙さえ通過すれば自民党は当分選挙の必要が無い「黄金の3年間」が約束されますから、この一ヶ月は何としてでも優勢を確保したいという気持ちが強いでしょう。
とはいえ過去の経験上、大体こういう話が出ると市場は「イジワル」なので、更に円安が進む傾向があります。というより、円売り筋がどこまでが我慢の限界なのかを「試す」からでしょう。未だ(為替介入前の事前準備とされる)レートチェックすら入っていないので、140円くらいまでは円売り勢が仕掛けてきそうですね。
またアメリカもそんな日本の状況を鑑み、為替操作国認定をしませんでした。宗主国から今の為替水準にお墨付きを貰っているわけです。それ故円安はまだ進む余地があります。
参院選に関しては先に示したように株価にとっては特段買い材料になりません。またインバウンド再開は朗報ですがあくまで個別株単位での話。また、実際にツアー客が押し寄せるまでまだ1ヶ月ほどタイムラグがあるともされています。
そもそも日本全体としてインバウンド消費5兆円が増えたとしても恩恵は小さいです。観光で稼ぐというのはそれ以外産業の無い新興国のようなもの。あくまで円安の副次的なもの、補完的な意味合いでしかありません。ただし訪日された観光客に好印象を残すことができれば、日本という国に対する理解や友好度合いが高まりますから、金銭的な価値以上の効果があるのも事実です。
一方、潤ってきたオイルマネーなどが円安により割安感で日本株を買ってくるというのは十分期待できます。実際、先にはオイルマネーがゲーム株を買っていたことが話題になりましたし、新年度になってから外国人投資家は1兆円以上日本株を買い越しています。これは株だけでは無く、日本の不動産などにも資金が入ってくる可能性があるということでもあります。
日経平均のチャート的には一応6/3~10の足を離れ小島とする「アイランドリバーサル」を形成。であればいつも言っている私の理論で「いずれ」埋めに戻る形にはなると思います。なおTOPIXも4/6~6/6の大きな島のアイランドリバーサルを形成していましたが、今回の急落でまた窓埋めを完全にし損ね。1941.13~1941.22の間には非常に小さいながらも二重のアイランドリバーサルの窓が空いており、なかなか強力だと思います。あくまでも「いずれ」ですが・・・。
あと先週の事件は日本でも長期金利が0.255%に上昇し、指値オペの上限である0.250%を突破したこと。指値オペを通じ、日本では更にお金をばらまいています。ともあれ世界中でアメリカの利上げに対応している感じです。
https://www.nikkei.com/article/DGXZASFL13I14_T10C22A6000000/
新興市場も「やや買い」。金曜のマザーズ指数は続落。引け値では死守したものの、ザラ場では5月の安値を割り込んで年初来安値となりました。ANYCOLOR(5032)が週末要因で売られストップ安で終わり、その裏側のビジョナル(4194)も換金売りに遭い大幅安。
結局ANYCOLORはまだ指数に入っていませんが、来月末から組み入れられるのでその分の枠を空けに行くような動きになりますし、また恐らくは入ったら入ったでその頃には人気も離散し売り圧力・・・ということで、マザーズ指数は構成的に厳しい指数ということを思い知らされます。
【ポートフォリオ銘柄】
トヨタ(7203)は反落。部品不足で世界生産台数を3度目の下方修正と伝わったこと、また為替が円高に振れたことが嫌気されました。結局200日線まで一気に割り込んでしまい、厳しい状態に。ただ金曜から自社株買いが始まったので、2000円の節目水準は死守できそうな感じです。
Deere & Company(DE)は反発。アメリカ株は安値更新波動ですが、こちらは何とか5月決算直後の安値を割らずに踏ん張る形。資源系の商品価格はドル高影響もあって下がってきていますが、穀物系はしっかりと高値を維持しており、その辺りが下値支持になっている模様です。
・・・と、また好き勝手書いていたら文字数制限にかかってきたので今回はこの辺で。いつも長々とした駄文をお読みいただき、誠にありがとうございます。
なお上記内容は一部前日以前に既発の有料メルマガからの抜粋を含んでいます。
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※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、正確性や投資成果を保証するものではありません。