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前日のNYは注目のFOMCにおいて、事前予想通りの政策金利据え置き、パウエル議長のコメントだったものの、全般的にハト派と受け止められて長期金利が4.79%に急低下。3指数揃って上昇となりました。財務省が発表した米国債の四半期入札規模が予想を下回ったこと、ISM製造業景況感指数が予想を下回ったこと、GDP見通しが低下したことなども後押し。
投資判断は「売り」。先週のアメリカ株は世界的にも下げが大きく、各指数共に2%超の下落率となりました。特に決算を受けてGAFAM系ギガテック株が、またラッセル2000に代表される中小型株も弱く。まあ有り体に言えば全部弱かったという感じです。
何と言ってもアメリカの金利に知覚過敏感があります。ほとんど警戒されていなかった指標(新築住宅着工件数など)や入札(先週は7年債入札など)にすら反応しました。
下院議長が決まったのはアメリカにとっては安心材料・・・と言いたいところですが、選出されたのは極右とでも言うべきトランプ派のジョンソン氏。今後様々な審議が、これまで以上に難航するのではないかと危惧されています。FOMCなどのビッグイベントを通過しても、また11月中旬のつなぎ予算の期限切れで市場には大きな波乱が生まれそうです。
金利以外にも、様々な金融商品のボラティリティが上がっています。VIX指数は20ポイントを度々上回り、以前のような低ボラティリティ相場は終わりました。ラッセル2000も3年ぶりの安値水準ですが、REITも同様。金利がこれだけ高ければ当然ですが、全体的に資金が逃避している感じです。そもそもS&Pはチャート上の200日線も割り込み、ダウに至っては200日線が下方を向き始めました。
決算自体は先週末時点でS&P500社中245社が終わり、うち77.6%の企業がアナリスト予想を上回ったとのこと。しかも過去の決算シーズンよりも順調なようです。にも関わらず株価はここ1年で最も弱いわけです。
https://jp.reuters.com/markets/world-indices/OZSJGB3JMFLJ7NG3QQDBJDEXTQ-2023-10-28/
それを象徴的に示したのがメタの決算で、アナリスト予想を上回ったにも関わらず売られました。つまり終わった四半期は市場予想よりも良かったけれど、先々は明るくないと市場が判断しているわけです。なまじ足元頑張った分、ハードルが上がってしまったとも言えます。
特に中国の景気減速懸念が、中国と取引のあるギガテック株にも大きく影響してきました。一つだけ良いニュースが週末に出て来たのは、11月に米中首脳会談が実現しそう、という話。ただあくまで地政学的な話がメインになるでしょうから、経済的な材料にはあまりならなそうですが。勿論米中の融和はそれだけでプラスでしょうけれど。
中国は中国で李克強氏が突然の死去。かつて「李克強指数」が中国の国家統計よりも信憑性があるとはやされた経済学の秀才である前首相は、慣例前の任期で3月に退任を余儀なくされました。68歳での心臓発作ということですが・・・皆勘ぐりたくはなりますよね。国内では情報統制されているようですし。ブリゴジン氏ほどあからさまではないにせよ・・・。独裁国家でNo.2的な力を持つものではないですね。
原油に関しては比較的落ち着いていたと言えます。ベイカーヒューズのシェールリグ稼働数は10月に入ってからようやく地味に上昇基調。今年初めて3週連続増加です。アメリカ国内でも中東情勢を懸念して、産油にこだわり始めたのでしょうか。
ビットコインまで含め、色々な金融商品が上下に激しく動いており、債券から流れ出た資金をどこに振り分けようか都度せわしなく動いている感じです。やはり世界一流動性のある金融商品である米国債の軸がブレると、バタフライ現象のように他の金融資産に多大な影響を与えます。
今週のスケジュールとして、本日はアメリカでAppleの決算。NVIDIAは決算期がズレるので「magnificent 7」とされるギガテック最後の決算です。10/30にもまたMacBook Proを発表し、矢継ぎ早の新製品押し。クックCEOの先の中国電撃訪問、サブスクの値上げなど、足元でなんだかAppleの焦りを感じます。相当厳しいのでしょうか。
3日(金)は日本が祝日でお休み。中国では財新の非製造業PMI。アメリカでは雇用統計。ただ今回はFOMC直後なので、大きな反応は無いでしょう。またISM非製造業景況感指数も出ます。
一応、アノマリー的にも例年11月は強いです。それはアメリカのヘッジファンドなどの決算期を通過して、新規に買い資金が入りやすいからともされています。ただ今年は例年通り上手くいくかどうか。
新興市場は「中立」。昨日のグロース指数は反落。地合がこれだけ強かった中で寄り天ですぐにマイ転し、ほぼ終日弱い動きでした。売買代金も748億円と引き続き閑散。大型株市場のように空売りの買い戻しが出ないことが大きいとみられます。本日でマザーズ指数は算出終了ですが、有終の美は飾れなさそうですね・・・。
【ポートフォリオ銘柄】
北陸電力(9505)は昨日急騰。10%の上昇となって、値上がり率ランキング上位に。先に出た決算で7.5円の復配が決まったことが材料視されました。足元で原油価格も落ち着いてきましたし、電力各社はまたしばらく強いターンが戻ってきそうです。
売りポートフォリオの寿スピリッツ(2222)は昨日続伸。引け後に今期見通しの上方修正と増配を発表。増配は良かったですが、上方修正の額自体は市場コンセンサスを下回り。本日PTS通り高く始まったとしても、10/10に事前概算が出た後の反応のように売られるのではないかと思います。
・・・と、また好き勝手書いていたら文字数制限にかかってきたので今回はこの辺で。いつも長々とした駄文をお読みいただき、誠にありがとうございます。
なお、上記内容は一部前日以前に既発の有料メルマガからの抜粋を含んでいます。
その他有料メルマガの成績は下記「じょうしょうダルマ」URLから確認の上、お申込ください。
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そして次回は10月の成績発表です。お楽しみに!
※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、正確性や投資成果を保証するものではありません。
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金利以外にも、様々な金融商品のボラティリティが上がっています。VIX指数は20ポイントを度々上回り、以前のような低ボラティリティ相場は終わりました。ラッセル2000も3年ぶりの安値水準ですが、REITも同様。金利がこれだけ高ければ当然ですが、全体的に資金が逃避している感じです。そもそもS&Pはチャート上の200日線も割り込み、ダウに至っては200日線が下方を向き始めました。
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特に中国の景気減速懸念が、中国と取引のあるギガテック株にも大きく影響してきました。一つだけ良いニュースが週末に出て来たのは、11月に米中首脳会談が実現しそう、という話。ただあくまで地政学的な話がメインになるでしょうから、経済的な材料にはあまりならなそうですが。勿論米中の融和はそれだけでプラスでしょうけれど。
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